ABOUT
研究内容
STUDY 01
医師や看護師が遠隔で患者さんの状態を確認し、安心で安全な在宅輸血を実現します。
在宅輸血中の副作用や危険行動など遠隔で検出するためにバイタルデータをモニターしたり、転倒などの危険行動をプライバシーを保護しながら、見守りをするためのシステムの開発をしています。
STUDY 02
地域のどの病院でも医療情報を共有でき、災害時も含め患者さん自身でも医療情報を管理できる未来を目指します。
医療情報連携システム(青洲リンク)を用いて、病院間の医療情報連連携を行い、診療の利便性を向上します。南海トラフ大地震に備えた医療データの保全やPHRを用いた患者さん自身の医療情報を管理に役立てます。
STUDY 03
医師や看護師が遠隔で患者さんの状態を確認し、安心で安全な輸血を実現します。
スマートグラスを通じてみえる医療場面映像を人工知能が判別し、必要な処置や医療安全メッセージをリアルタイムに医療者に提示することで、インシデント・アクシデントの減少に役立てます。
BUSINESS
業務内容
情報システム
- 電子カルテおよび病院情報システムの
運用管理部門システムの管理補助 - 各種システムの導入にあたっての支援
- 病院職員へのシステム操作研修
- 患者WiFiの運営
- 医療情報システム機器の修繕
- 医療情報システムのBCP対策
- バイオバンクシステムの運営
- 青洲リンクの運営
- 電子カルテ外部接続システムの運用
- RPAシナリオ作成と運用
診療情報管理
- 診療録記載管理(監査、開示事務、教育)
- 診療録およびX線フィルムの運用管理(保管、貸出)
- 退院サマリ管理(電子サマリ管理、督促、作成率)
- 電子カルテスキャン業務の管理
- 各種医療統計、疾病統計の作成および支援
SPEECH
ごあいさつ
医療情報部 教授 西川 彰則 Akinori Nishikawa
医療とITを融合した次世代の医療システムを構築し、より良い医療環境の提供を目指します。
医療情報部の教授に就任いたしました西川彰則と申します。私は、システムエンジニアとして社会人生活をスタートさせた後、再度大学に入学し医学を学び、医師として勤務しておりました。そんな中、偶然にも医療情報学と出会い、現在は医療情報部で医師の視点から医療情報システムの開発・運営に携わっています。
医療情報部では、電子カルテや病院中央部門のシステム管理・運営を担当し、医療従事者が円滑に業務を行えるよう支援する役割を果たしています。また、より効率的な医療システムの開発にも力を注いでいます。
また、県内の病診連携を充実させるため、「青洲リンク」という医療連携システムの運営にも関わっています。医療情報は患者さん自身のものです。複数の医療機関の情報を連携することで、より良い医療が実現できることを目指しています。
さらに、私のライフワークとして、在宅医療におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する研究にも取り組んでいます。独居や高齢者世帯に対して、医療介入だけでなく生活支援をITを用いて実現したいと考えています。診療現場にいるからこそ、新たな革新やアイデアが得られると信じており、今後も診療と医療情報の両方に貢献していきたいと思っています。
略歴
- 1971年
- 和歌山県生まれ。医学博士、理学修士
- 1995年
- 上智大学理工学部物理学科卒業
- 1997年
- 上智大学大学院理工学研究科博士前期課程 物理学専攻 修了
- 1997 - 2001年
- 日本ディジタルイクイップメント株式会社(システムエンジニア)
- 2001年
- 群馬大学医学部学士編入学、2005年卒業
- 2005年
- 自治医科大学附属病院(初期研修)、岩手県立千厩病院内科(内科)、
自治医科大学附属病院(血液科)、栃木県立がんセンター(血液内科)を経る
- 2012年
- 和歌山県立医科大学 血液内科学講座 助教
- 2015年
- 和歌山県立医科大学附属病院 輸血部 助教、医療情報部 次長着任
- 2018年
- 和歌山県立医科大学附属病院 輸血部 講師
- 2020年
- 和歌山県立医科大学附属病院 輸血部 准教授、医療情報部 部長着任
- 2023年
- 和歌山県立医科大学附属病院 医療情報部 病院教授、部長
- 2024年
- 和歌山県立医科大学附属病院 医療情報部 教授、部長
Research mapはこちらから
STAFF
診療科スタッフ
coming soon...
ACHIEVEMENT
研究実績
- すべて
- 学会発表
- 論文
- 出版
- その他
2024
ミリ波センサーを用いた在宅輸血危険行動検知システムの開発.
西川彰則.
第72回日本輸血・細胞治療学会学術総会, 東京, 2024年5月
患者付添人によるバイタルサイン測定結果自動通知を利用した在宅輸血の安全な見守りの検証.
西川彰則, 三谷早智子, 三浦晃子, 赤坂浩司.
第72回日本輸血・細胞治療学会学術総会, 東京, 2024年5月
ICT を利用した在宅輸血患者の安全な見守りシステムの開発.
西川彰則.
和歌山医学 75(3):112-115, 2024.
DX(デジタルトランスフォーメーション)による造血幹細胞移植の未来.
西川彰則.
臨床血液 65(5):412-419, 2024.
健常ドナーからの末梢血幹細胞採取前後の健康調査におけるWebアプリケーションの有用性.
幕内 陽介, 岡村 浩史, 梅本 由香里, 西川 彰則, 田中 里苗, 佐藤 朱律, 酒徳 一希, 井戸 健太 郎, 堀内 美令, 久野 雅智, 高桑 輝人, 西本 光孝, 中嶋 康博, 中前 美佳, 矢野 真吾, 日野 雅 之, 中前 博久.
臨床血液 65(5):321-329, 2024.
青洲リンクにおける地域医療連携でのPHR運用.
西川彰則.
ITvision No.51(月刊インナービジョン2024年7月号付録)
2024年6月25日発行
ミリ波センサーを用いたプライバシーに配慮した転倒検知技術の検証と臨床応用の期待.
白石 壮大, 西川 彰則.
新医療 51(7):102-106, 2024.
つばさフォーラムin和歌山「血液疾患 ~より良い治療とより良い治癒~」
西川彰則:クリニックとの医療連携 2024年9月7日
第65回 全日本病院学会 in 京都
ランチョンセミナー
西川彰則:PHR利活用推進の取り組み 2024年9月29日
第79回 有田医師会 学術講演会
西川彰則:医療DXと県内医療機関の目指すところ 2024年10月17日
第31回静岡県東部緩和ケア研究会
西川 彰則: ICTを活用した医療連携・在宅医療の未来 2024年11月 30日
2023
2022
2021
2020
2024
ミリ波センサーを用いた在宅輸血危険行動検知システムの開発.
西川彰則.
第72回日本輸血・細胞治療学会学術総会, 東京, 2024年5月
患者付添人によるバイタルサイン測定結果自動通知を利用した在宅輸血の安全な見守りの検証.
西川彰則, 三谷早智子, 三浦晃子, 赤坂浩司.
第72回日本輸血・細胞治療学会学術総会, 東京, 2024年5月
2023
2022
2021
2020
2024
ICT を利用した在宅輸血患者の安全な見守りシステムの開発.
西川彰則.
和歌山医学 75(3):112-115, 2024.
DX(デジタルトランスフォーメーション)による造血幹細胞移植の未来.
西川彰則.
臨床血液 65(5):412-419, 2024.
健常ドナーからの末梢血幹細胞採取前後の健康調査におけるWebアプリケーションの有用性.
幕内 陽介, 岡村 浩史, 梅本 由香里, 西川 彰則, 田中 里苗, 佐藤 朱律, 酒徳 一希, 井戸 健太 郎, 堀内 美令, 久野 雅智, 高桑 輝人, 西本 光孝, 中嶋 康博, 中前 美佳, 矢野 真吾, 日野 雅 之, 中前 博久.
臨床血液 65(5):321-329, 2024.
2022
2021
2024
青洲リンクにおける地域医療連携でのPHR運用.
西川彰則.
ITvision No.51(月刊インナービジョン2024年7月号付録)
2024年6月25日発行
ミリ波センサーを用いたプライバシーに配慮した転倒検知技術の検証と臨床応用の期待.
白石 壮大, 西川 彰則.
新医療 51(7):102-106, 2024.
2023
2024
つばさフォーラムin和歌山「血液疾患 ~より良い治療とより良い治癒~」
西川彰則:クリニックとの医療連携 2024年9月7日
第65回 全日本病院学会 in 京都
ランチョンセミナー
西川彰則:PHR利活用推進の取り組み 2024年9月29日
第79回 有田医師会 学術講演会
西川彰則:医療DXと県内医療機関の目指すところ 2024年10月17日
第31回静岡県東部緩和ケア研究会
西川 彰則: ICTを活用した医療連携・在宅医療の未来 2024年11月 30日